グレッチというギターがありました

ギター

※個人的な話で、しかも長文です。ヒマでヒマでしょうがない人だけ読んでください。

これは店主がハタチの頃に買ったGretsch 6120 Nashvilleというギターです。
当時Blankey Jet Cityというバンドが大好きで、そのギタリストであるベンジーが使っているグレッチは憧れのギターでした。楽器屋に一本だけ飾ってあったこのギターをよくわかりもせずにローンを組んで手に入れた後で知ったのは、ベンジーのギターは同じグレッチでも6119 Tennesseanというモデルであること、ベンジーのグレッチはアメリカ製のオールドであるが、僕が買ったのは日本製の再生産品であること等々ショッキングな事実でした。
それでもまあうれしいことに変わりはなく、いくつかのバンドでこのギターを使いました。どのバンドも長続きせず、そのうち僕は絵を描いたり写真を撮ったりするほうに夢中になってギターを弾かなくなりました。

そんな20代も終わりの頃、知り合いのMM君から大音(おおと)バンドというグループに誘われました。まあせっかくグレッチ持ってるしな、という程度の軽い気持ちで参加し、紆余曲折を経ながら10年以上活動を続けることになります。
故郷に戻るにあたって大音バンドは脱退しましたが、バンドは今も続いています。大阪の人はぜひ一度ライブをご覧ください。身内びいきを差し引いても稀有なバンドです。

あのときこのギターを持っていなかったら大音バンドに参加することもなかったし、音楽活動を再開することもなかったかもしれません。
妻の江里子とは音楽を介して知り合ったので、このギターがなかったら僕らは出会わなかったかもしれない。そうすると娘も生まれなかったし、大朝に帰ってオトナイという店をすることもなかったでしょう。今とはまったく違った人生を歩んでいたはずです。
そういう意味で、僕にとってとても思い入れの深いギターなのです。

バンドでグレッチを使ったのはほんの初期の頃だけで、すぐにFenderやGibsonのギターに持ち替えました。僕は基本的にモノへの執着はないので、ギターもしょせん道具だと思っています。使わなくなるとどんどん売ってしまい、当時愛用していたギターも今では一本も残っていません。
そんな僕でも、グレッチだけは絶対手放しませんでした。長いこと押し入れに放置していましたが、オトナイに置いたら似合うんじゃないかなと思い、久しぶりにケースから出してみると電装系が故障していました。かなり改造して使っていたので、もう元の配線がどうなっていたのかすらわからない。文系なので回路図も読めず、ググりまくって実体配線図というわかりやすい絵を参考になんとか修理しました。

ぶっちゃけ音はそんなに良くないんですよね・・・。バンドで使っていたときも常にイメージ以下の音しか出ず、苦労したのを思い出します。今後メインで使うことはもうないと思いますが、これからはオトナイのアイコンとして活躍してもらいましょう。
このギターを飾るとオトナイがちょっとだけアメリカ~ンな雰囲気になります。

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オトナイ

北広島町にある古民家カフェです。ランチと珈琲、手作りおやつの店。
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