家族の軌跡
子育て日常
本日、上の子(3歳)のかぜにより臨時休業をいただいております。さいわい熱もなく、朝に出ていたせきも収まって元気に過ごしております。ご心配いただきありがとうござました。
土曜日は保育園の給食が休みなので弁当持参です。まだ慣れないので小1時間かかります。とうちゃん弁当としてはなかなかのものではないでしょうか? 味も最初よりはおいしくなったと(妻に)好評です。最初はおにぎりを塩でじゃりじゃりにしてしまうレベルのダメ親父でした。
下の子が生まれて3か月。上の子はそれはもうよろこんでかわいがり、お姉ちゃんになろうという努力もすごく感じられます。でも反面、というかあたりまえの反応として、最初の2か月くらいは赤ちゃん返りやわがままが強烈で、親にとってもつらい時期でした。
ついつい叱ることが多くなり、毎日のように泣き暮らす娘。保育園でも感情の波が大きくなって、怒ったり手が出たりするようになったと聞いて、(ああ、今のようなかかわり方を続けていてはダメだ…)と頭では理解できても、僕たちもどうしていいかわからず途方にくれていました。
先週のこと。保育園の担任の先生が、最近の娘の様子を話してくれました。早い時間にお迎えが来る友達を見て、「とうちゃんの車で帰りたいな…」と口にしたそうです(娘は園バスで遅い時間に帰ってきます)。月曜日から土曜日まで園に預け、日曜日もお店で過ごすので、家族みんなでお出かけすることもほとんどできなくなった娘。
さみしい思いをさせてたんだろうなあ。
それから夫婦で話し合って、叱るのをやめました。完全にやめるのは難しくても、せめて言い方を変えたり、口を出す前にちょっと待ってみたり、娘の言い分を聴いたり、そのくらいのことだけど、娘の様子は激変しました。
まず父ちゃんを叩かなくなりました。着替えや片づけも相変わらず時間はかかるけど、何度も言われなくても自分のペースでやるようになりました。「さみしい」「甘えたい」と言葉に出すようになりました。
これでいいんだろうな。こうやって少しずつお姉さんになっていくし、僕たちも少しずつ親になっていく。そんな日々の積み重ねが家族の軌跡となっていくんだろう。
娘に寄り添い、内心の葛藤まできちんと見抜いて、親を信じて伝えてくれた保育園の先生に感謝しています。
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