6/2(火)営業再開します

お知らせ

こんにちは。オトナイダイチです。
休業中は出口の見えないトンネルの中にいるような気分でデスクワーク漬けの日々を送りつつ、主にネットを通じて世の中を観察していました。政府の対応のあまりの杜撰さに多くの人が気づき、怒りを表明しはじめたのは健全な民主主義の発露であり、よいことだと思います。
一方で、糸井重里の「人を責めるな。自分のことをしろ」という発言に象徴されるような、批判せず耐え忍ぶことを是とする戦前回帰的なムードも出てきています。9年前の3.11の後にもありました。原発事故やコロナ禍のような人災の側面が大きい災厄を、あたかも自然災害のようにとらえて精神論や助け合いで乗り越えようというストーリーは一見美しく見えますが、政治の責任を自己責任論にすり替えてしまうので警戒が必要です。

今回のコロナ禍では、多くの事業主が批判を覚悟で営業するか、困窮を覚悟で休業するかという究極の二択を迫られました。過去形ではなく、今も難しい判断を迫られています。
でもこれらは本来対立するものではなく、例えばうちのような飲食店では、ふだんから公衆衛生を守りつつ経営を回すことは当たり前にやっています。この原則はパンデミック下でも変わらず、潰れない保証さえ担保されれば、感染防止を重視して休業することに何の異議もありません。しかし国があくまで補償を渋ったことで、あたかも利他=公衆衛生と利己=経営が対立するものであるかのようなミスリードの状況が生まれました。自粛警察という存在は国の無策と失策が生み出したモンスターです。
自治体がテイクアウトを推奨することにもはなはだ疑問を感じました。誰もがテイクアウトできる余裕があるわけではないし(我が家はまったくありませんでした)、すべてのお店がすんなりテイクアウトに切り替えられるわけでもない(オトナイはテイクアウトには不向きで赤字しか出ないと判断して早期に撤退)。推奨するなら、誰もがそのための経済活動や消費行動ができるように補償を先にしてくれよって話です。
補償の遅れによる経済的なダメージとそれに伴う心理的負担は非常に大きく、たとえ給付金が返ってきても(あえて“もらう”とは言いません。私たちの税金であり権利なので)ちょっとしばらく立ち直れないかなと感じています。

学校や経済活動の再開は多くの人が望んでいます。でも本当に再開しても大丈夫なのか、根拠は希薄です。広島県の検査数はここのところ1日10件台です。検査数を減らせば新規の感染者数が減るのは当たり前。PCR検査の要件である発熱や呼吸器症状のある人が一日わずか10数人というのは考えにくいと思います。
すべて緊急事態宣言の解除ありきの流れなのではないか。現政権のやり方を見ていると、そういう疑念を拭い去れません。おそらくこの国は今後もまともなデータを出せないでしょう。国の判断があてにならないなら、自分たちで判断するしかありません。

4月14日のブログに生きてまた会いましょうと書きました。その約束を果たしたい。それが営業再開の理由です。

オトナイ

北広島町にある大正建築のブックカフェです。
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