カテゴリー: オトナイ対談

オトナイ対談⑦

オトナイ対談

エリコとダイチによる「オトナイ対談」は、私たちがふだんどんなことを大切に考えながらオトナイを運営しているかを知ってもらいたいという思いで不定期におこなっています。

ダイチ 今日のテーマはいま流行りのパンケーキ懇談会ということで。

エリコ 流行っとるんか。

ダイチ パンケーキで人気出たらとことんそれで押し通すという某政権のマーケティングをパクっていきたいと思います。なので今日から僕もパンケーキおじさんということで。

エリコ ダイチがパンケーキおじさんになれるんだったら今頃もっとお客さん来てるでしょ。

ダイチ えっ。

エリコ メンタルの話ね。

ダイチ パンケーキメンタルってこと?

エリコ 弱そう。

ダイチ パンケーキメンタルで思い出したけど、数年前お客さんにパンケーキを出したら「パンケーキなら生クリームたっぷりで金箔かけて出せ」と言われたことは未だに根に持ってるね。

エリコ (笑)何も考えずに言ってる人のことなんか忘れんさい。

ダイチ まあ冗談で言ったんだろうけど、そういう質の悪い、柄の悪い冗談を言う人いるじゃん。

エリコ そんなレベルの政治をずっと見せられてるんよね。

ダイチ そういえば例の買収事件で辞職した人が来たときも返答に困るような冗談言ってたなあ。そういうのってほぼ100%中高年男性だから絶対ジェンダーが関係してるよね。田舎の飲食店でありがちなのは、店主の付き合いの範囲がイコール常連になるじゃん。で、それがコアな客層になって店のカラーがだいたい決まる。僕は感覚的にそういうのが好きじゃなくて、地元の男性コミュニティにも一切入らないから地元のおじさんが全然来なくなったね。それはうちがそういうコンセプトでやってるからかな。

エリコ コンセプトを知らなくても、居心地悪くなって来なくなるんでしょ。

ダイチ 今ツイッターで話題になってる堀江貴文が尾道の餃子屋に迷惑かけた件だけど、そのお店のコンセプトがすごくいいのよ。ちょっと引用すると、「うちは以前から誰でもウェルカムしてません 喫煙者、輩、態度悪い人絶対お断りの店です 売上よりお子様連れや良識あるお客様に安心安全にほんわか楽しく食事してもらえる店であり続けたいと考えています。」

エリコ すごい。食べに行きたい。めちゃくちゃ応援したいねそういう店は。

ダイチ きみが前にモラハラ受けた某社会活動家とかもそうだけど、人権問題に関わってるのに堀江が好きな人ってけっこう多いじゃないですか。

エリコ ネオリベラルに片足突っ込んだ人ね。

ダイチ ネオリベなん?やっぱり。

エリコ 西野亮介、堀江貴文あたりにシンパシーを感じてる人たちっていうのは無意識にネオリベ思想になってる人が多い。あなたが生きづらいのはあなた自身に問題があるからですよという。

ダイチ 自己責任論だねえ。

エリコ 西野が「暗い人はダメですよ」みたいなことを書いてた。

ダイチ 悪かったな暗くて。

エリコ 今あげた人はみんな男性だけど、だからといって中高年男性みたいに一括りにするのもよくない。

ダイチ 今度の哲学カフェでもそういう話になるかもね。テーマが「おとこらしさ おんならしさ」なので。

エリコ そのテーマ、順番をどうするか迷ったんよね。漢字にするかひらがなにするかも。

ダイチ 最初は「ジェンダー」というテーマで考えてたんだけど、もうちょっと間口を広くしてみたんよね。

(ユウ6歳が飛び入り)

ユウ どうして休みなのにコミュニケーションしてるの?

ダイチ 難しい言葉を知ってるねえ。それはね、お父さんとお母さんは仕事と休みをあまり区別してないからだよ。世の中にはいろんな働き方があるけど、お父さんはこういう働き方が好きなの。

ユウ ユウちゃんが好きなのはね、山へお散歩に行ったり、原っぱではしゃぎ回ること。それと、お父さんとお母さんの仕事を手伝うこと。

ダイチ 好きなことを仕事にするのは難しいんだけど、父ちゃんはそれを勧めるよ。なぜかということ、人生の半分くらいは仕事だから、もし仕事が嫌いだったら、人生の半分は嫌いなことをしてるっていうことになるんだよ。

エリコ 辛い仕事でもしなければいけない状況に置かれてる人もいるから、そこへの視点は持っていないといけない。

ダイチ ああ、それは確かに。仕事を選べるというのは今の日本社会ではすごく恵まれてると思う。

エリコ 最近読んだ『メイドの手帖』という本では、アメリカで子どもを出産してすぐ離婚したシングルマザーが清掃業をしながらいろんな制度を利用して必死で生きていくんだけど、ハードワークだし痛み止めを過剰摂取しながら働くしかなという状況にあるわけ。アメリカのことなんだけど、日本も同じ。

(ユウ、6歳なりの仕事観を延々話す。カオル2歳も乱入してグダグダになって終わり。)

オトナイのパンケーキはバターと自家製シロップのみのシンプルなトッピングです。

オトナイ対談⑥

オトナイ対談

エリコとダイチによる「オトナイ対談」は、私たちがふだんどんなことを大切に考えながらオトナイを運営しているかを知ってもらいたいという思いで不定期におこなっています。

ダイチ 昨日も夜中の2時までいろいろ話してて、あれをそのままオトナイ対談にしたいくらい内容が濃かったね。さて、今日のテーマは「SNSの活用について」です。

エリコ 研修かな?公民館講座かな?

ダイチ 僕ときみが情報交換するとき、外でいろんな人に会って話したことや、本を読んだりして学んだこともあるけど、情報ツールとしてのSNSは大きいわけやん。うちは新聞とってないしテレビも見ないから。地上波テレビなんて完全にオワコン。特に報道番組とか情報バラエティ。パンケーキおじさんがどうしたとか、レベルが低すぎる。

エリコ テレビにしてもネットにしても、偏りがあるという視点を持つことが大事。人は自分が気持ちいいと感じる情報を信じやすいという性質があるし。

ダイチ オトナイで使ってるのはFacebook、Instagram、Twitter。フェイスブックの主な使い方はホームページに書いた記事のシェア。インスタは画像がメインなので、オトナイのカフェ部門の発信にはよく合う。あとインスタは投稿と同時にフェイスブックにシェアできるのも便利。ツイッターはあんまりうまく使えてない。どうもうちのスタイルに合わないのかな。

エリコ ツイッターは刺激的な内容が求められる印象がある。軽くバズってからがはじまりくらいのツール。

ダイチ そこがおもしろいところでもあるし、危険なところでもある。社会的・政治的な用途に使うのであればツイッターがいちばんだと思う。フェイスブックやインスタは政治性とか社会性といったものがまるで存在しないかのような空間。薄められた表層だけの世界。

エリコ ツイッターは文字数が少ない。だからこそ過激になりやすい。

ダイチ うちは割と丁寧に説明したいほうだから、そこが合わないのかもね。僕はとにかく情報を仕入れるツールとしては圧倒的にツイッターを利用してる。最近ツイッター経由で知ったのは松任谷由実の発言とか、つるの剛士の炎上ツイートとか。あとミルフィーユとか水筒のやつも強烈だった。

エリコ 水筒のやつ教えて。

ダイチ ある小学生の子の母親のツイートで、子どもが水筒を忘れたことを先生に伝えたら「次から忘れないように」と指導されただけで、一日水を飲めなかったと。水筒を忘れたら命の危険にさらされるんですか?と疑問をつぶやいたら「忘れる方が悪い」とか批判がいっぱい集まった。

エリコ えーっ。

ダイチ もちろんまともなリプもたくさんあったけどね。教育関係にリーチしてるとそういうツイートがいっぱい入ってくる。

エリコ 私は政治のこととかジェンダーに関することかな。ミックスに関することとか。

ダイチ 今少し減ったけど、一時期はBLM(Black Lives Matter)の話題がすごかった。

エリコ 大坂なおみのおかげで日本でも認知度が上がった。

ダイチ 小沢健二が頓珍漢なこと書いててガックリしたわ。ユーミンとオザケンの音楽はもう素直に聴けなくなったね。

エリコ そういう情報を集めていると陰鬱な気持ちになってくるけど、それを昇華するという意味でも自分の発信が大事になってくると思うんよね。でもエッセイやコラムを書くツールとしてのフェイスブックはもう終わってて。政治的なこととか社会的なこととかを書くと浮いてる状態になる。

ダイチ 政治や社会問題に触れると一気に「いいね」が減るからね。

エリコ 自分の経験では、誰かに「フェイスブック見たよ」と言われるとき、触れやすい部分しか話題にならない。逆に「そんなこと(政治や社会問題)ばっかり考えてる人かと思った」と言われたこともある。人なんて多面的なんだから、それってすごく危険。

ダイチ SNS上の人格をどう作っていくかみたいな試行錯誤は誰でもすると思うけど、正直俺はもうめんどくさいんよね。どう思われてもいいみたいなところはある。

エリコ SNSを使うときって批判的思考は必要だと思うんよね。

ダイチ 議論ができない人って、批判を受けると否定ととらえてしまう。そうじゃなくてあなたの今の意見に対して反論してるだけなんですよということ。

エリコ それが伝わらなかったことがたくさんある。

ダイチ それって教育の問題も大きいけど、SNSの問題もあるよね。SNSは短文で速いスピードで流れていくから、コミュニケーションの中で思考を熟成させて言語化する訓練ができなくなってる。で、エリコの発信は今後どうするの?

エリコ 何を使うか迷ってる。noteとかに書いて、フェイスブックはシェアして感想を受け取る使い方がいいのかなあと。とにかくSNSを自分を表現するためのメインツールにしたらあかんと思う。あなたという人間は生身で会って話した方が絶対深みがあるに決まってる。使うならいいとこ取りして使えってこと。SNSなんてその程度のものなんだから。

オトナイ対談⑤

オトナイ対談

エリコとダイチによる「オトナイ対談」は、私たちがふだんどんなことを大切に考えながらオトナイを運営しているかを知ってもらいたいという思いで不定期におこなっています。

ダイチ すごい雨。災害が心配です。

エリコ ある団体が支援物資を募っているので、オトナイで取りまとめて届ける計画をしてます。別の記事で案内します。

ダイチ じゃあさっそく本題に入るけど、今回は大西つねき氏のある発言を受けての緊急対談です。オトナイとしては5月に大西つねき講演会を企画していて、コロナ禍を受けて中止にしたという経緯があって、今回の発言の内容の重大性を見ても沈黙しているわけにはいかないので。
ざっと核心部分を書き起こします。
「どこまで高齢者をちょっとでも長生きさせるために子どもたち、若者たちの時間を使うのかっていうことは、真剣に議論する必要があると思います。(略)命の選別をしないとだめだと思いますよ、はっきり言いますけど。なぜかというとその選択が政治なんですよ。(略)順番として、選択するんであれば、もちろん高齢の方からいってもらうしかない。」
これ文脈から切り離して批判するなという意見もありますけど、どう切り離してもくっつけてもダメですよね。

エリコ 完全にアウト。

ダイチ 例えば僕の母も高齢で、体調が悪くなったりするといろいろ手伝ったりして時間と労力がかかることもあるけど、それって無駄なことなのかと。僕はそう思ってない。

エリコ そういう若者の労働力をコストとみなして、そこをカットして社会は幸せになれるのかっていう。普段のつねき氏の思想と矛盾してる。

ダイチ そう、そこがほんと不思議。つねき氏の講演の中で、無駄な仕事の例として穴を掘ってそれを埋めるというたとえを出していたけど、高齢者にかかわる時間ってそれとは全然違う。高齢者の時間もそこに人生があるわけじゃん。若者と高齢者の間にだって人間的な関係があるわけじゃん。それは無駄な時間なのかと。

エリコ 医療が発達して長生きできるということまで丸ごと否定せんでもええやんか。生きてるっていうことは意思があるわけじゃん。

ダイチ だからウエマツと同じ思想だっていう批判もあるよね。

エリコ 同じって言われても仕方がないと思う。

ダイチ だからこれはオトナイとしては明確に批判します。これは間違っている。

エリコ でも批判したらもう応援しないのか、支持しないのかというとそれは違う。

ダイチ ここから先は本人次第だね。

エリコ 自己検証して、どういう文脈の上でそういう発言をして、どこがダメだったのかという発信をしないといけないと思う。

ダイチ つねき氏が講演の中で取り上げるエンデの『モモ』は時間をテーマにした寓話なんだけど、読んだ?

エリコ 読んだ。

ダイチ 僕にとっても人生で5本の指に入る愛読書なんだけど、『モモ』の思想を突き詰めるとナチズムになるという批判を見たことがある。その時は意味がわからなかったけど、今回ああそういうことなのかと腑に落ちたね。時間の価値に優劣をつけてしまうってこと。でもそれは本当のエンデの思想とは違ってるんだよね。

エリコ 『モモ』の世界ではみんな平等だったじゃん。

ダイチ そうだね。

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ダイチ では話題を変えて、先日初めてラジオの取材を受けたね。最後に「コロナ禍を受けて今後の方針を教えてください」という質問があって、あっそんな質問してくるんだと思ってちょっと意外だった。で、僕が答えたのは「ここ(北広島町大朝)は田舎だけど、田舎といっても移住者や外国人などいろんな人がいて、いろんな生き方がある。そんな多様な生き方をしている人たちの受け皿になるような場所にしたい」ってこと。

エリコ もともとオトナイはそう思ってやってるよね。

ダイチ はい。なんかうちらも色々あるじゃん。田舎に暮らしてて感じるこのムラ社会のしんどさよ。

エリコ 差別、偏見、セクハラ、パワハラ、噂話・・・うんざりよ。

ダイチ そういうムラ社会のしんどさを感じてる人に特に来てほしいと思ってオトナイはやってるわけだよね。ムラ社会に迎合して生きることがそんなに苦にならない人たちは他にいくらでも行くところがあると思うんで。

エリコ ピンと来なくても、そういうメッセージを出してるところだから行ってみようと思ってくれたらいい。ほんとの真意なんかわかってもらえなくていい。

ダイチ でもすごくわかってくれる人もいるわけじゃん。そういう人が支えになってるよね。こないだそんな友達の一人と動画を撮ったじゃん。あの動画貼っていい?

エリコ いいよ。

ダイチ じゃあ貼るね。

オトナイ対談④

オトナイ対談

オトナイのエリコとダイチが四方山話をする誰得コーナーです。今回はノーテーマでいろいろ話します。

ダイチ えーっとじゃあまず休業中にしたいこと。僕は駿河丸(オトナイの裏山にある史跡)に気軽に登れるようにしたい。タケノコも取れるし。そういえば毎年この時期は民泊に来る中学生とタケノコを掘るんだけど、今年は民泊がなくて静かな春。

エリコ 個人的には春のせわしなさがなくて、自然に向き合ってる感じがある。
ダイチ 畑はどう?
エリコ おととい藍の種を蒔いた。これからヘチマとかほうれん草とか、5月には大豆を蒔く。
ダイチ 秋にはそれで藍染めに挑戦?
エリコ 生葉染めができれば。余裕があればすくも作りからやってみたいけど、まだ勉強中だからできるかどうかわからない。とりあえず種はつなぐ。

ダイチ そういや染めといえば、次のインスタライブはどうなった?
エリコ 5月1日の朝10時から。
ダイチ テーマは?
エリコ 「“生きづらさ”感じてる?」

ダイチ おもしろそうやん。僕も生きづらいわ。
エリコ 誰にとっても生きづらいでしょ、今の世の中。それに気づいてるかどうかの話。
ダイチ うちってけっこうそういうぶっちゃけたこと言うじゃん。でもそういう店って少ないよね。店の顔で発信はするけど、個人の顔はあんまり出さない。
エリコ わたしはそういう発信をする店を見てきたから、それがむしろ当然と思ってる。
ダイチ コロナについてはみんなふれるけど、政治についてはふれない。ろくに補償もなくて大打撃を受けてるのに、批判も意見も言わないのはなぜだろう?
エリコ 今の状況はあくまでウィルスのせいだという認識なのかな。そこに直接影響を及ぼしているはずの政治が空気みたいになっている。災害のたびに言われる「がんばろう〇〇」とか「絆」とか、市民の力で乗り越えたふうになってしまってる。だから社会的弱者が簡単に忘れられて、見捨てられる。熊本地震も台風19号も、福島の原発事故ですらなかったことみたいになってる。そこに思いを馳せていたら、簡単に感情論でものを言えないはず。
ダイチ 精神論も多いね。個人の努力や心の問題にすり替えられて、政治や社会の問題が隠されてしまう。
エリコ よく聞くのは、「政治は難しくて何を話せばいいかわからない」っていうパターン。わたしの投稿を見て「それは正義感なの?」と聞かれたこともある。
ダイチ 糸井重里的な、ゆるふわ全体主義だね。声を上げること自体が揶揄の対象になる。「正義中毒」とかいうひどい言い方をしている学者もいるし。
エリコ 逆にダイチは何でそういう発信をするん?
ダイチ ああ、それはそもそもオトナイがこの田舎町でどれだけ多様なことができるかという実験の場でもあるからね。
エリコ わかる。いろんなイベント打ってみて反応が良かったりゼロだったり、それも意味があると思って受け止めてる。
ダイチ そう、たとえば政治的な発信をするとやっぱり客足に影響が出る。特に田舎は周りに忖度して思ってることが言えないというのはあるだろうね。でもうちは人が離れていくことも想定して発信してるし、もし地域から見放されても、それはひとつの結果として受け入れる覚悟はある。
エリコ それは本来起こってはいけないことだけどね。そういうことが起こらないようにするためにやってるんであって。
ダイチ そうだね。徳島の県外ナンバー差別とか、大阪のパチンコ店叩きとか、ひどい排除の動きがあちこちで起きてる。自分は関係ないからって黙っていたら、次のターゲットは自分かもしれない。そう考えると黙っていることはもっともリスキーな選択なんだよね。

オトナイ対談③

オトナイ対談

ダイチ(以下ダ) 前回の対談が10/17。だいぶ間が開いたね。
えーと近況からいくと、2月から冬期縮小営業。この冬はとにかく異常な暖冬で、積雪も水道の凍結もないので1月は営業できたけど、でもやっぱり客足が伸びなかった。10月の増税の影響が相当大きかったね。うちは値上げせず逆に便乗値下げというキャンペーンを打ったけど、全体の消費が冷え込んでるので、カフェに行くお金とかは真っ先にカットされる 。これ本気でしんどい状況だよねぇ…。

エリコ(以下エ) 消費税なくしたらいいのにって思ってるよ。

ダ 本当に。先日の「大西つねき講演会」を聞いてそれは確信したね。

大西つねき:政治家、思想家、れいわ新選組公認候補

ダ 基本的には金融経済の仕組みを丸ごと変えることで、日本から世界を変えていくというお話。その中で僕がいちばん感銘を受けたのは、事業とは価値の創造なんだということ。オトナイが目指しているものと一致していて、すっと入ってきた。レポートは今エリコがまとめてるということで楽しみにしてます。

エ チャンスがあれば北広島にも来てもらおうと思ってる。書いてある言葉を読むだけでは理想論に聞こえるんよ。あまりにも今の金融経済が常識になりすぎていて。だからその場で本人が語ることで説得力を持たせてもらう。

ダ つねきさんは理想論ではなく実現可能なことで、もう実際に変わってきているってのを強調してたね。

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ダ オトナイ以外の話になるけど、去年はちょっとめんどくさいことがあったね。

エ もううんざりです。

ダ 「桜を見る会」の問題とか見てるとほんとそっくりだなと思う。いくら嘘や矛盾を指摘しても認めないってところが。内田樹が「自分の知性が健全に機能していないということを『切り札』にしている人間を『理詰め』で落とすことはできない」と書いてて、あーまさにこれだなと。

エ 本人よりも、それを許容してる周りのほうが根が深いね。でもいろんな人が心配して声をかけてくれるのでそれはありがたいなあと。

ダ 最後はポジティブな話にしたいので…他に10月以降やってきたことというと、
・台風19号の被災地支援バザー
・気候喫茶の出張カフェ
・藤浦あや絵画展
・Slow Live! 2nd
・レノンウォール
とかいろいろやってきたね。

エ うちっていいことやってるよなー。特にあやさんの絵画展とSlow Live。

ダ 絵画展はめちゃくちゃ好評だったね。個人的にも本当にいい内容だった。

エ 作品とオトナイのマッチングがすごかった。ハンパなかった。

ダ あんなのなかなか見れないよ。またぜひ企画したい。

エ Slow Liveは文化と多様性の交わりが心地いいんよね。

エ 国境も男女も世代も超えて、それでいてまちがいなく楽しいんだから。外国人だからとか、男だから女だからというのがまるでないじゃん。その方が楽しいんだということを証明してるんよあの空間が。でもその逆のことをやってしまいがちじゃん。

ダ それはオトナイが意図してデザインしてる部分もあるし、偶然招き入れたものもある。

エ 今回はダーシーがきっかけをくれた。パッとそれやろう!と思えるしがらみのなさも大事。

ダ しがらみがないのがうちの強みだね。ではこのへんで。

オトナイ対談

オトナイ対談

ダイチ 先月初めて公開して好評だったオトナイ対談。今後は月2回くらいのペースで定例化していきたいと思います。内容としては直近の活動の振り返りと、今後の予定ですね。僕たちがオトナイで普段どんなことをしているのか、どんなことを考えたり話し合ったりしているのかということをさらけ出していくと。オトナイはコミュニティカフェを目指しているんだから、どんな人物がやっているのかということをもっと可視化していきたいと思ってるんよね。
まず時系列で、10/1からスタートした消費税増税便乗値下げについて。まあこれは悪ノリのように見えますが、政治への批判をこめた企画であったわけです。

エリコ 心配していただく声もありました。ありがたいんだけど、心配してくれるなら来てほしい!

ダ まあそうだね。お客さんが来てくれないとお店は確実に潰れます。来てくれるのがいちばんの応援なんだけど、距離的・時間的に来れないという人はシェアや口コミで広めてくれるだけでもうれしいです。
今は正直経営的には苦しいけど、消費税が5%に減税、もっといいのは廃止されたらうちみたいな小さいカフェでもやっていけるようになると思ってる。今みんな余暇にかけるお金や時間がないのは国の経済政策や労働政策のせいだから。そういう意味でのカウンター企画でもあったわけ。社会が変わるのが先か、うちが潰れるのが先か。答えが出るまで続けていきますよ。
次は10/6のスローな暮らし。

エ 反省点として忘れ物やミスが多かった。

ダ その前後だいぶ忙しかったからね。

エ でもそれは来場者や出展者には関係ない話だからね。忙しいのがわかってたから前もって準備を進めてたけど、それでもやっぱりミスがあった。でも初めての試みとして、キッチンでmaniさんとコラボできたのがかなり新鮮だった!正直言うと主催とフードの両方の責任を負うことから解放されたのもすごく楽だったし。

ダ maniさんの発酵ベジカレーはコンセプトもスローな暮らしにピッタリだったしね。

エ 出展者さん全体の調和が良かったよね。

ダ 来年はまた新たな出展者の人が入ってきてくれたりするとうれしいね。スローな暮らしは去年の10周年あたりで抜本的に改革しようと思っていたこともあったけど、今年やってみてこの路線でいいんだなということがわかったね。これは大きかった。

エ 続けることの重要さも改めて感じたし。オトナイには「変わらないために変わり続ける」というコンセプトもあるんだし、マイナーチェンジでいい。

ダ それは僕の人生最大の名言ですね。
では次。10/4にまちづくり懇談会に参加しました。これはお店以外の出来事だけど、町政のあり方はオトナイの活動にも深く関わってるので。

エ いかに役場の中で連携が取れてないかということがすっごいよくわかった。

ダ 横の?

エ 横も縦も。全部課長がしゃべるやん。その部下というか部署の人たちはすっごいがんばってるはずなんだけど、そのがんばりが全然反映されてない。要するにもったいない。

ダ 特に○○課ね。

エ 仕事が多過ぎるんだと思う。クレームを避けるために聴こえのいい曖昧な言葉を使って、それによってさらにクレームを呼んでいるという悪循環。

ダ 懇談会でもかなり意見出てたねー。うちも言ったけど。

エ うちや100プロみたいに自分の地域から何とかしようという小さい単位の活動も有効だと思う。素直に応援したい。

ダ 次はつい昨日10/17の議会報告会。こちらは町議会が主催。託児があって助かりました。この件ひとつとっても、どっちのほうを向いて仕事をしているかという違いが役場と議会で如実に表れてたねー。

エ 託児を引き受けてくれた地域のお母さんたちに感謝。

ダ 僕は除草剤について、エリコは議会としてのSNS発信について意見を言いました。だいたい僕らどこでもバンバン意見言ってるよね。自分がこうしたいと思って動いた結果人からどう思われても仕方ないというか、気にしない。嫌う人にはどうせ何やっても嫌われるんだし、それよりは一人でも共感してくれる人がいることのほうが大事。

エ 伝え方にはすごく気をつけてるよ。日本人は意見を言うと文句や批判ととらえがちなので、そうとらえられないようにものすごく気をつけてる。

ダ そうだね。

エ 役場も議会も町民も抱えてるものがいっぱいあって、それはしんどいんだけど、なるべく楽しんでやるほうがいいと思う。その方がモチベーションも長続きしやすいし。

ダ そうだね。

エ 私たちはうるさい夫婦かもしれないけど、楽しそうにやってるなあというのが伝わってほしい。

ダ では最後に今後の予定。今日から被災地支援のバザーをはじめました。詳細はまた別の記事で。
現在開催中なのは「つかもとりえイラスト作品展」を10月末まで。次の絵画展も決まっています。
それから12/21にSlow Live第2弾を開催します。
エ とにかく楽しみだね。それと社会のよもやまごとを語り合う「イトナミカフェ」も年会に開催したいと思っています。

「気候危機を止めるためのワンアクション!@大朝」事後ミーティング

イベント・講演・ワークショップオトナイ対談

9月23日に「気候危機を止めるためのワンアクション!@大朝」というイベントを開催しました。
その事後ミーティングを対談形式でお送りします。

ダイチ(以下ダ) いやー予想はしていたけど誰も来ませんでしたねぇ。
エリコ(以下エ) 7割くらいはそうなる予測してたけど。
ダ どうして来なかったんでしょうね?それを話し合うのがこのミーティングの目的です(ニヤニヤ)。
エ あんたがニヤニヤしてるときはだいたい他人事やねん。
ダ 否定はできない。
エ まず理由としては私の発信不足。SNSの内容ももっと考える必要があったし、手書きでいいからチラシを撒くべきだった。もう一つは、私とダイチの温度差かな。
ダ そこですよね。僕のこの温度が大体の世間一般の温度だと思ってください。
エ 「興味ある」って言ったよね?
ダ 興味はある。それは嘘ではないんよ。その少しは興味あるでっていう人がどうやったら来てくれるのかってこと。
エ まず仲間を作る。気候危機に関心があって、行動を起こしたいと思っている人を1人でも2人でもチームにする。
ダ つまり個人発信からムーブメントに変えていきたいということ?
エ ムーブメントを起こすのは田舎ではかなりハードルが高いと思ってて、よく言われるのはムーブメントが起きるには発起人に賛同する2人目が肝心なんだけど、その2人目が見つかる確率が低い。だからこそ今回はハードルが低い内容でやってみたんだけど。
ダ ハードルが低すぎてフックがなかったという可能性があるよね。イベントページの「興味あり」は130以上あったんだから、もうちょっとエッジの効いた企画をやってもよかったのかもしれない。
エ 「興味あり」を押してくれた人はもともとこの問題に関心がある町外の人が多かったと思う。だから参加にはつながらないだろうなというのは思ってた。私がなんでハードルを下げたのかというと、やっぱり町内の人に来てほしいというのがあって。田舎は同調圧力も強いし、動きにくい空気があるんじゃないかなあ。
ダ 同調圧力のせいで来なかったわけではないと思うがなあ。
エ もちろんそれがすべてだとは思わんよ。
ダ 僕はまずみんな余裕がないのが一番の理由だと思う。だって僕もそうだもん。仕事も生活もお金も時間も余裕なさすぎるって。アマゾンの火事よりまず家計が火の車よ。
エ 気候危機の対策が間に合わないかもしれないということはマジ大変なことだと思うんだけど、それすら考える余裕がないということなんかな。
ダ そうだと思う。
エ それは深刻やな。
ダ 気候変動という大局的な出来事が、自分の周り半径5メートルの出来事と実はつながってるんだけど、そこをうまくカモフラージュして見えなくするような仕組みができあがってる。お金や時間に余裕がないのも実はつながってる。これ言い出すとめんどくさい話になるからあんまり深掘りせんけど。
エ 仕組みがあるからって考えると、やりたい気持ちに蓋をしてしまう。発信してもリアクションが少ないから空しいときもあるし、あきらめたくなるときもある。でもいろんな人から学んだのは、何かを変えたいと思うときはまず自分から変わらないと何もできない。自分が1人目にならないと2人目は絶対現れない。
ダ ははあ。
エ もう一つ、すでに行動を起こしている人は絶対いるんだけど、埋もれてる。
ダ 実際出会えればいいんだけどね。SNSに頼ってると限界があるね。
エ ボトムアップだけじゃなく、町とか議員に訴えるとか、そういう方法もやっていかなきゃとは思ってる。
ダ いろいろ出てきたので、このあたりで締めますか。
エ 近いうちにまた何かイベントやります。とにかく知恵がほしいので、協力者を募集してます。

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Tel 080-5355-1074
営業日 木・金・土曜日(臨時休業あり)
営業時間 12:00~17:00

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